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2001年12月19日(水)
20011219
The Angel Doll/Jerry Brendsoe
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「ちょっといい話」的なクリスマス・ストーリー。

主人公の友達の妹が白血病で、明日をも知れない命であることから、彼女の大好きな天使の人形をクリスマスに贈ろうという計画を立てる兄。しかし、相次ぐ不運。一難去って、また一難。やっと手に入れた人形を見せることもできずに妹が死んでしまう。。。しかし、主人公たちが大人になった時、その兄がしたことは・・・。悲しくも、美しい話。


絵本

2013年08月16日
2001年12月18日(火)
20011218
絵本
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Nettie's New House/Lynda Britnel
How the Wizard's Hat Became/Sue Inman
Huffing and Puffing/Vivian French
Piggo Has a Train Ride/Pam Ayres
Billy, the Unbelievably Greedy Baby/Paul and Emma Rogers
Flying Felix/Michael Lawrence
Goldilocks and the Three Bears/Vivian French
Morton at the Building Site/Willy Smax
Nettie's New Shoes/Lynda Britnell
The Little Girl and the Tiny Doll/Aingelda Andizzone

2001年11月30日(金)
20011130
The Wedding/Danielle Steel
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登場人物は皆セレブで、現実味がないし、主人公が結婚しようと思っていた相手は、妻と離婚すると言いながらも、また他にも愛人をつくっていたり・・・。結局は登場人物すべてが幸せになって、めでたし、めでたしというお話。ああ、またこんなものを読んでしまった!という感じ。

2001年11月29日(木)
20011129
爬虫類の部屋にきた/レモニー・スニケット
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例によって翻訳がひどい。スニケットの世界を全然汲み取っていない。スニケットは大ファンだが、これ以上イメージが壊されるのは嫌なので、これ以降の翻訳は読まない。

●原書の感想はこちら
『The Reptile Room (Unfortunate Event 2)』/Lemony Snicket

裕福な家庭に生まれたボードレールきょうだい(バイオレット、クラウス、サニー)は、前巻で両親を大火事で亡くし、強欲なオラフ伯爵に引き取られ、遺産を狙われて、ひどく不幸な目にあった。

2巻目の本書は、そのオラフ伯爵のところから助け出されて、爬虫類を研究しているモンゴメリ博士(モンティおじさん)に引き取られる。 モンティおじさんはとても親切で、3人は実に幸せな毎日を過ごしていた。特に一番下のサニーは、途方もない毒を持ったクサリヘビという意味の名前をもった大蛇(実は無毒の人なつこいヘビ)と噛みつき合うほどの仲となり、なに不自由なく暮らしていけるかのように見えた。 そのうちに、モンティおじさんは研究のためにペルーに行くことになり、3人のきょうだいも一緒に行くこととなる。

さてこのあたりで、不幸な話を読むのが嫌な人は、どうぞ本を置いてくださいというわけだ。 ペルーに行くために雇ったアシスタントが来てから、ボードレールきょうだいの不幸な日々が、また始まるのだ。なぜなら、やってきたアシスタントとは、変装したオラフ伯爵だったからだ。

はじめ、こんなに幸せでいいの?と思っていたが、やっぱりここで不幸になるのねとほっと(?)する。 オラフ伯爵は、モンティおじさんを殺し、きょうだいをペルーに連れていって、何とかして遺産をぶんどろうという腹づもりだったのだ。ボードレールきょうだいの運命やいかに!

2巻目はスニケットのユーモアが存分に発揮されていて、言葉の遊びやら何やら、盛りだくさんである。 3人のきょうだいも、毎回それぞれの持ち味を生かして活躍し、今回は赤ん坊のサニーまでが、立派に演技をこなしたりして、実に笑える。 「作家のレモニー・スニケットなどは、よくこういう文体を使う」とか、「眠くて何度も同じ部分を読んでいた」というのが何度も繰り返されて、自分も同じ部分を読んでいるのかと錯覚させたりと、随所に遊び心がちりばめられている。

これが児童文学であると気づくのは、大人が難しい言葉を使ったとき、必ずここでの意味はこうであると説明しているところだ。だから例え聞いたことのない単語が出てきても、辞書なしで読めるというわけである。 2巻目を読んで、さらにスニケットのファンになった。

2001年11月28日(水)
20011128
Where Were You, Robert?/Hans Magnus Enzensberger
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ファンタジーだが、数学者の書いた物語らしく、少々理屈っぽいというか、完全にファンタジーに入り込んでいないところに無理が見える。主人公が別の世界にトリップするのだが、それがどうやってトリップするのか、うまくイメージできなかった。

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