本日 9 人 - 昨日 21 人 - 累計 30534 人

セレブリティを追っかけろ/ヘレン・フィールディング

2001年08月05日(日)
20010805
セレブリティを追っかけろ/ヘレン・フィールディング
---+---+---+---+++---+---+---+---

『ブリジット・ジョーンズの日記』が面白かったので、続けて同じ作者の本を読んでみた。しかしこれは、「B・J」と同じような面白さを期待して読んではいけないものだった。確かにユーモラスな部分はブリジット的だが、あとの部分は非常にシリアスで、真面目に読まなきゃいけない話だったんだ!と唖然とさせられる。

物語は、主人公のローズィー・リチャードソンが、セレブリティ(有名人)の一人であるオリヴァー・マーチャントと知り合い、挫折してアフリカの難民キャンプで働くようになり、最初は逃避のためもあったが、最後には、そのオリヴァーを含むセレブたちを利用して、難民キャンプを救うというもの。

セレブたちをはじめ登場人物それぞれの性格描写が、多少デフォルメされてはいるものの、明確に描かれていて分かりやすい。しかし、アフリカの場面はかなりシリアスで、最後は感動とも言える思いがした。

恋人オリヴァーに、気持ちを持ち上げられ、そして突然どん底に落されるローズィーの苦悩も切ないが、結局名声や人気といったものではない、真の人間の姿に気付いて、アフリカで難民のために身を粉にして働く医師、オロークに惹かれていくローズィーに、ほっと安堵した。個人的にもオロークは素晴らしい人間だと思えた。



前の記事
次の記事
COMMENT
まだコメントはありません。
name.. :記憶する
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):